鍼灸あれこれ

   治療の中で出てくる鍼灸用語、治療方法など鍼灸のあれこれを紹介します。
  下のメニューをクリックしてみてください。

置き鍼(皮内鍼)
吸玉
電気鍼

ローラー鍼

置き鍼(皮内鍼)

                       
置き鍼って何?
   テープに固定された短い鍼(0.3o〜1.5oくらい)をツボに貼る治療法です。日常に差し支えのない方法です。
  ほとんど感じない微量の刺激でも長時間与えることで治療効果が出ます。


 鍼灸治療をした後に貼る目的は?
   治療効果を継続させることが出来ます。また、治療期間が空いてしまう時などに、その分を補う目的もあります。

 置き鍼だけでも効果はあるの?
   場合によります。やはり通常の鍼治療をしてから、補助的に用いるのが一般的です。
  軽症の方や感受性の高い方は、置き鍼だけでも効くこともありますが、鍼が短いため刺激が弱く効果が出ないこと
  が多いです。
 誰でも貼って大丈夫?
   貼って痛みを感じなければ特に制限はありませんが、幼児は避けた方が良いかもしれません。
  それから、一人暮らしの方の場合、背中など、ご自分で剥がすことの出来ない部位は避けることがあります。
  あと、テープでかぶれる方は、避けるか、貼っても早めに剥がします。

 貼っている間に注意することは?
   貼っていてチクチク痛みがあるようでしたら、すぐに剥がしてください。
  テープで肌が痒くなったり、かぶれたりした場合も剥がしてください。入浴も出来ますが、テープが剥がれないよう
  に、タオルなどで擦らずに手で洗ってください。

↑ページトップに戻る

吸玉

                         
 吸玉ってどんな治療?
   ガラス或いは、プラスチックのビンを症状のあるところに陰圧してくっつけます。
  昔はマッチの火を使っていましたが、今はポンプで空気を抜いて圧を加減します。

 吸玉をするとどんな効果があるの?
   指圧のような効果があります。それから、陰圧になり皮膚が外側に引っ張られるので、その時に体の邪気を抜く
  血行を良くする効果があります。
  ※中医学では、体を元気にする“正気”と病気をつくる“邪気”があると考えられています。

 どんな症状に効くの?
   筋肉のこりや、こりによる痛みに良く効きます。悪いところ程、ビンをつけた跡がつきます。
  良いところにはあまりつきません。悪い程、濃い色が出ますが、数日から1週間ほどで元の色に戻ります。

                       

 鍼灸治療をしないで吸玉だけの治療でも効果はある?
   症状にもよります。
  軽症なら吸玉だけでも効果はありますが、鍼と併用する方がより効果が得られます。

 誰でも吸玉治療は受けられる?
   皮膚にケガや火傷がある場合や、赤く腫れている時、出血傾向のある方は受けることが出来ません。
  それ以外に、危険な部位(例:眼、動脈のある部位)は避けます。

↑ページトップに戻る

電気鍼(打った鍼に低周波の電気を流す治療法)

                         
 なぜ鍼に電気を流すの?鍼を打つだけではダメなの?
    もちろん鍼を打つだけでも十分効果はあります。さらに電気(低周波電流)を流すことで、鍼の刺激の量を
   多くして治療効果を高める目的があります。

 ビリビリしたり、痛くない?
   トントンと筋肉を叩くような感覚で、気持ちが良いと言われることが多いです。しかし、電気量が多過ぎると痛みを
  感じますので、量を加減します。また、過剰刺激にもならないように調整しますので、ご安心ください。

 どんな症状に効くの?
   神経痛などの痛み、筋肉が硬くなることが原因の症状に良く効きます。時間は掛かりますが、麻痺にも効果が
  あります。それ以外でも、ツボに対する刺激を多くすることで、そのツボの持つ作用を高めることが出来ますから、
  さまざまな症状に効果があります。

 誰でも電気鍼治療は受けられるの?
   ペースメーカーの入った方、心臓の持病、或いは既往症のある方も控えることがあります。
  それ以外にも、刺激量が多くなるため、高齢の方や治療に慣れていない方、大病により体力を消耗した方、
  特に虚弱な方は、その方の様子をみて判断します。

↑ページトップに戻る

ローラー鍼

                         
                              (写真上:強 下:弱)

 ローラー鍼って何?
   小児用に作られた鍼ですが、形は通常の鍼とは違い、刺さないで刺激を与えるようになっています。
  突起のついたタイヤ状のものをコロコロと転がして使います。

 小児はどんな症状に効果があるの?
   発育促進に良いです。また、小児の頃から鍼をすると情緒が安定するとも言われています。
  下痢、便秘、疳の虫、夜泣き、夜尿症などに特に効果があります。
  小児鍼のページにも詳しく掲載しています⇒ 小児鍼

 大人はどんな症状に効果があるの?
   鍼の苦手な方に鍼の代わりに用います。痛覚が過敏な方や心理的に怖いという方には良いでしょう。
  どんな症状でも通常の鍼の代わりとしてツボを刺激します。
  それ以外にも、顔面のツボに用いても良いでしょう。顔面にも大事なツボが多数あります。
  眼疾患、鼻疾患に有効です。

 美容効果もあるの?
   鍼は、顔の皺やしみ、むくみにも有効と古い文献には出ています。
  近年、鍼灸の美容目的の施術が人気ですが、顔面のツボに鍼をする代わりにローラー鍼を用いても良いでしょう。
  鍼が怖い方にも抵抗ないと思います。

 使い方は?
   刺激するツボを中心にコロコロと転がします。
                   

  ご自宅でも簡単にセルフケアが出来ます。約8cmと小さいので持ち歩きにも便利です。

金属アレルギーの人も使える?
 長時間接触しているわけではないのですが、最初は顔面以外の部位で試してみると良いでしょう。

ローラー鍼のお手入れ方法は?
 一度使用したら、アルコール消毒綿の上をコロコロ転がします。定期的に煮沸消毒などをするのも良いでしょう。

↑ページトップに戻る